Appleは木曜日、女性史月間と国際女性デーに合わせ、同社の様々なサービスを活用して女性の声に光を当てると発表した。App Store、Apple TVアプリ、Apple Music、Apple Arcade、Apple News、Apple Podcasts、Apple Booksなど、様々なサービスで女性の声やコンテンツを特集していく。

Apple、女性史月間と国際女性デーを記念

App Storeでは、女性開発者への独占インタビューを読んだり、女性が作ったアプリのコレクションを閲覧したりできます。3月の女性史月間には、女性クリエイターによる「今日のApp」と「今日のゲーム」も開催されます。さらに、Apple Arcadeでは、力強い女性キャラクターが登場するゲームが紹介されます。

Apple Musicでは、「Visionary Women」のプレイリストとオリジナルのショートフィルムが配信されます。Apple Music RadioとApple Music TVは、3月8日の国際女性デーに女性を起用したコンテンツを連続して特集します。Apple Booksも同様のアプローチで、先駆的な女性たちの活躍にスポットライトを当てます。一方、Apple Podcastsでは、力強い女性の声をフィーチャーした様々な番組を配信しており、3月1日にはABC Newsが新しいポッドキャストを開始します。「In Plain Sight: Lady Bird Johnson」と題されたこのポッドキャストは、元ファーストレディ、クラウディア・アルタ（通称レディ・バード）・ジョンソンの物語を描きます。

Apple Newsでは、女性史に関するストーリーも特集します。国際女性デー当日には、現代のリーダーたちを称える記事を集めた特集記事が配信されます。Apple TVアプリでも、女性が主導するコンテンツが特集されます。

マップ、フィットネス+、Today at Appleセッションで女性の声にスポットライトを当てる

Apple Mapsもこの取り組みに加わります。Altas Obscura、Complex、ミシュランガイド、HER、Street Art Citiesとのコラボレーションによる、厳選されたガイドが登場します。世界中のミシュランの星を獲得した女性シェフや注目のシェフ、ロサンゼルスのビジネス、ニューヨークの女性アーティストによるストリートアートなどが特集されます。

3月8日には、Apple Watchで国際女性デーチャレンジが開催されます。Fitness+では、女性限定のサウンドトラック付き24種類のワークアウトコレクションがリリースされます。また、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー『パチンコ』の著者で韓国出身の作家、ミン・ジン・リー氏をフィーチャーした「Time to Walk」の新エピソードも配信されます。

これらに加え、イラストレーター兼デザイナーのサラ・アンドレアソン、写真家兼映画監督のカミラ・ファルケス、ドキュメンタリー写真家兼映画監督のベサニー・モレンコフを招いたToday at Appleセッションが3つ開催されます。彼らはデザイン＆アート出版社It's Nice Thatと提携し、美とインクルージョンの再定義に焦点を当てています。