2019年第2四半期の世界のスマートウォッチの売上は前年同期比で44%増加しました。成長分野においてはApple Watchが優位を占めています。
Apple Watchの販売台数が600万台近く
Strategy Analyticsのデータによると、2019年第2四半期のスマートウォッチ販売台数は合計1,200万台に達しました。そのうち570万台、つまり46%がApple Watchです。これは前年同期比で2%の市場シェア増加、また販売台数も前年同期比で50%増加しています。2位のSamsungは200万台を販売し、市場シェアを5.5%伸ばしました。3位のFitbitは120万台を販売しました。
ストラテジー・アナリティクスのエグゼクティブ・ディレクター、ニール・マウストン氏は次のように述べています。
Appleは2019年第2四半期に全世界で570万台のスマートウォッチを出荷した。これは2018年第2四半期の380万台から平均以上の50%増となる。Apple Watchは後続に大きく差をつけており、同社の世界スマートウォッチ市場シェアは今四半期で46%と、前年同期の44%から増加している。
マウストン氏は、「Apple WatchはFitbitのような貪欲なライバルからの激しい競争をかわしてきた」と指摘し、「同社は依然としてスマートウォッチ市場の明確なリーダーである」と述べた。
