iPhoneスパイウェア会社mSpyが顧客データを漏洩

iPhoneスパイウェア会社mSpyが顧客データを漏洩

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mSpy は、親などが iPhone の使用状況を覗き見るために使用するソフトウェアを作成する iPhone スパイウェア会社ですが、データ侵害を受け、何百万もの顧客記録が漏洩しました ( KrebsOnSecurity経由)。

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驚くべきことに、これはmSpyにとって3年間で2度目の侵害となるようです。セキュリティ研究者のNitish Shah氏は、  KrebsOnSecurityに対し、ウェブ上のオープンデータベースを紹介しました。このデータベースでは、誰でもmSpyの記​​録を照会することができ、顧客の取引記録とスパイウェアが収集したiPhoneデータの両方が閲覧可能でした。

mSpyデータベースのスクリーンショット
データベースのスクリーンショット。画像提供:KrebsOnSecurity

過去12時間以内にオフラインになる前、データベースには数百万件の記録が含まれていました。これには、過去6ヶ月間にmSpyサイトにログインした、またはmSpyライセンスを購入した各mSpy顧客のユーザー名、パスワード、秘密暗号鍵が含まれていました。シャー氏によると、秘密鍵があれば、誰でもmSpyソフトウェアを実行しているモバイルデバイスの詳細を追跡・閲覧できるとのことです。

データベースにアクセスした人は誰でも、WhatsAppやFacebookのメッセージの内容も閲覧できました。スパイウェアの設定にはiCloudの認証情報が必要ですが、データベースへのアクセスには一切認証は必要ありませんでした。

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